新しいアイデアを閃いたとき、それがすぐに完成品になる訳ではありません。当然ながらまずは試作してみて、それを使った際の問題点、改善点を探していきます。こういったものは大勢で多角的な視点から意見を出した方がよく、メーカーならば部署の全員で触ってみて意見を出し、場合によっては他部署の人にも意見を求めるでしょう。改善点は使い勝手だけではなく、使われている素材にも関係してきます。

どんなに優れた商品であっても、既存の同様の機能を持つ商品の10倍の価格であれば売れないのです。使っている素材が貴重過ぎて価格が高額になってしまえば、売れるものも売れません。試作段階でその高額素材の部分を、以下に安く出回っている素材や部品で代替出来るかをメーカーはしっかりと試行錯誤するのです。よい製品は必ずしも高いという訳ではないのもポイントで、複雑な構造で高価な素材を使っているとしても、あらゆるものに使われている部品というのは安くなっていたりします。

そういったものの知識がメーカーの試作担当には問われている事であり、これもやはり大勢集まればそれだけいいアイデアが生まれるため、新商品はメーカーが作るものが安心なのです。たまに街の発明家などが新製品を出していますが、クセが強かったりしてなかなかヒットしません。売れているものほどしっかりとメーカーとタッグを組んでいるものが多く、アイデアはひらめきですが知恵は寄せ集めた方がいいということの実証となります。

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